飲食店向けクッションにはビニールレザー製が多く使用されています。
最近の国産ビニールレザーは抗菌防汚などの機能が有り注目です。
レザーだけで無く布地の風合いを持つ生地も多く、汚れも簡単に拭きやすく、油による劣化対策を施した生地など多種多様な生地が、シンコールやサンゲツには有ります。
巾方向で固定できない側がありましたので、スベリ止め付きとして、動きにくい仕様としました。
オーナーの意向が反映されて、周りの木調に馴染んだストライプ柄が良くマッチしています。
2個のクッション同士は、ファスナーの取付け位置を工夫していますので、密着しています。
下の画像はボックス席へのクッションの敷き込みとなっています。
ビニールレザーですが、光沢を抑えた黒のクッションがテーブル周りを引き締めた雰囲気づくりをしています。
サンゲツ製モコフラッフィー(生地名)を使ったモール糸使いの起毛タイプです。
店内を豪華に見せる事が出来るカバー生地も、選ぶことが出来ます。
ラウンジでは赤色のクッションが映えています。
長椅子の場合で、左右で固定できない場合でのクッションの固定方法と、ご依頼方法を説明します。
上のスケッチ図の通り、長椅子にクッションを固定する為に、ヒモ結びする方法が有ります。
上の図では、ヒモを座面下で結びます。
取付け方法に付いては当店までご相談下さいませ。
上の1人用椅子は、合い生地でヒモを作り裏面に縫い付けた例で、背面結びをします。
自立出来ず、背面でのヒモ結びが可能な場合は、下のスケッチのようにヒモを縫い込むことが出来ます。
上の図では、ヒモを背面で結びます。
取付け方法に付いては当店までご相談下さいませ。
スベリ止め生地のご注意事項
座面がスノコ状や、細かな凹凸ザラ付きが有ると、スベリ止め効果が半減か効果が無い場合が有ります。
また、上面が布地の場合はスベリ止め生地と伸縮性が違うため、縫い目が波打ちする場合が有りますので、お問合せ下さい。
スベリ止め張りできない場合には、市販のカーペット用スベリ止めシートをカットして下敷きしますと効果が有ります。
当店のクッションは3種類のチップウレタンの中かからお選びいただけます。
・普通-座った時に少し沈む 座面用 (単層) ・固い-余り沈まない 座面用(単層) ・柔らか目-座った時に沈み込む 背当て用(3層) ※普通タイプを背当てに使った場合、背中への当たり |