
従来は一体型だったクッションでも、交換する際には分割タイプにしては如何でしょうか。
ヘタったクッションを交換する際のポイントをご紹介します。
普段、クッションに座る際に同じ場所に座っていませんか!
一体型クッションの場合には、いつも同じ場所に座り続けますと、その部分だけ他より早くヘコミやヘタリが発生します。
ユニークコアは分割タイプにすることによって、定期的に左右の入れ替えする方法ををお勧めしています。
クルマでのタイヤローテーションと同じ考え方です。

これによって一部分だけ早期にヘコんでしまうのを避けて、出来るだけ長くコンディションを保ち易くなります。
またファスナーの取り付け方で、上下面が同じ面になり、左右上下に入れ替えする方法もあります。
この方法は、特に大柄な方が頻繁にソファをご利用の場合には有効となります。
クッション間のスキマを作りたく無いと言う場合には、上の画像のように一体型クッションにして定期的に上下反転させる縫製も良いと思います。
クッションの収まりやカバー生地のご選択も、メール応答でよりよいご選択に絞り込みたいと存じます。
以下はユーザーから送られて来たソファにクッション設置後の画像となります。

チップウレタン中材+ビニールレザー コルプ
チップウレタン中材+ビニールレザー レテックアーマー
チップウレタン中材+布地はっ水ルール
チップウレタン中材+布地はっ水ルール
チップウレタン中材+布地はっ水ルール
チップウレタン中材+布地クールソリッド(座面のみ)
ファスナー無しをご希望の場合が有りますが、ファスナーでクッション中材を締め付けます。
この締め付けが有りませんと、カバーが緩んで早期にシワよりが発生しやすくなります。
ファスナーの取付け方法には2種類あります。
この取付け方法は、肘掛け付きソファで剥き出しファスナーと引手が隠れる場合に使用しています。
この取付けでは背当てクッションの底面(厚み部分)が、ほぼ平坦になるので固定し易くなります。
この取付け方法は、特に分厚い中材へのカバーリングやファスナー取付けが見えやすい場合に行います。
背当てクッションではファスナー隠しの若干の突起で収まりが若干悪くなる場合が有りますので、ご相談ください。
ソファに座っている時にズレを感じる場合には、裏面にスベリ止め生地張りすると改善します。
座面がスノコ状や細かな凹凸ザラ付きが有るとスベリ止め効果は半減か効果が無い場合が有ります。
また、布地の場合はスベリ止め生地と伸縮性が違うため、縫い目が波打ちする場合が有りますので、お問合せ下さい。
布地でスベリ止め張りできない場合には、市販のカーペット用スベリ止めシートをカットして下敷きしますと効果が有ります。
カバー布地カラーキャンパス(クッション拡大画像)
カバー布地テラホライズン(クッション拡大画像)
上の場合は四角形で横幅1180ミリ奥行500ミリとなります。
カウチソファの場合では、上の各寸法が求められます。
肘掛逃がしは巾110長さ630(ミリ)の測定が必要です。